フットベアの思考マラソン

サブ4を目指す市民ランナーが走りながら世の中について考えたことの記録

タイムマシンで就活生の自分にアドバイスできるとしたら?(第1回)就社よりも就職する覚悟を持て!

最近、メインの仕事をこなしつつ、会社の新卒採用のサポートに借り出されることが多い。当然、就職活動について考えることが多くなる。今日は「タイムマシンで就活生の自分にアドバイスできるとしたら?」を考えてみた。

 

何回続くかわからないけど、第1回は「就社よりも就職する覚悟を持て!」だ。

 

転職が当たり前になってきた昨今、どの会社に行くかよりも、どの職業を選ぶかが大事になってきていると思う。会社は実力さえあれば、あとからいくらでも変えられる。小さい会社から大きい会社だって行ける。でもSEからキャリアを初めてホテルマンになるのは非常に難しい。転職市場ではキャリアが重視されるので、他の職業への転職は非常にハードルが高い。リクルートエージェントの転職コンサルタントも成果をあげなければならないので、転職しやすい先を選んでくる。元SEの君が、ホテルマンになりたいと言っても、じゃ当社はあなたとお付き合いできませんと言われてしまうことだろう。

 

でも、つまらない仕事を選ぶと一生つまらない仕事をすることになるぞ。と言っている訳では決してない。仕事を楽しめる人は、どんな仕事を選んでも創意工夫して楽しめるものだ。

 

大手銀行と中堅商社の内定がとれてどちらに行こうか悩んでいる人がいたとしたら、給料や会社の規模で大手銀行を選ぶのではなくて、人生を銀行マンか商社マンのどちらに捧げるかを覚悟のうえで選んで欲しい。

 

もう一つ知っておいて欲しいのは、大きな会社であればあるほど、自分で職を選べないということだ。大手セレクトショップに入社が叶い、洋服のバイヤーを希望した君。希望が叶わずなんと経理部に配属されたとする。なんと君は洋服のバイヤーを職業に選んだつもりが、経理マンとして一生を歩んでいくことになるのだ。フットベアは経理マンとして仕事を楽しむことをオススメするが、容易にその事実を受け入れられない人は多いと思う。

 

最初に選んだ職業から、まったく別の職業に移ることは非常に難しいので、それなりの覚悟を持って職業を選びましょう。

 

今日のラン 5キロ 35分04秒